2026/01/27 10:00
今週(2026年1月31日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、ブルーノ・マーズの「アイ・ジャスト・マイト」が2週目の首位を獲得。ブルーノ・マーズと同じアトランティック・レコードに所属するアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、エアプレイ・チャート(総合)で史上最長首位タイ記録に到達し、エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」はストリーミング・ソング・チャートで自身初の首位をした。
先週のチャート(1月24日付)で1位に初登場したブルーノ・マーズの「アイ・ジャスト・マイト」は、登場2週目の今週(2026年1月16日~22日)に公式ストリーミング再生数が1,710万回、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が4,080万回、セールスは9,000を記録した。ストリーミング・ソング・チャートでは1位から2位に順位を下げたが、デジタル・ソング・セールス・チャートでは前週に続き2週目の首位を獲得。エアプレイ・チャートでは12位から9位へ上昇し、通算21曲目のTOP10入りを果たしている。
ジャンル別のチャートでは、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとR&Bソング・チャートの両チャートでも、それぞれ2週連続で首位に輝いた。
「アイ・ジャスト・マイト」は、ブルーノ・マーズにとって通算10曲目の首位獲得曲で、自身初のNo.1デビューを記録したタイトルとなった。首位を獲得した全10曲のうち、2週間以上首位を獲得したのは同曲が8曲目となる(2015年にマーク・ロンソンと客演した「アップタウン・ファンク」の14週間が現時点での最多記録)。
10曲以上の首位獲得曲を持つアーティストのうち、複数週にわたって首位を獲得した割合としては、故マイケル・ジャクソンとの差をさらに広げて男性ソロ・アーティストとしての最高記録を達成した。全アーティストの中でも、マライア・キャリーに続き、ジャネット・ジャクソンと並ぶ歴代2位タイにつけている。
以下は、ソング・チャート“Hot 100”で10曲以上の首位を獲得した全アーティストの首位維持率(複数週1位を記録した割合)の一覧
・マライア・キャリー:89%(19曲中17曲)
・ジャネット・ジャクソン:80%(10曲中8曲)
・ブルーノ・マーズ:80%(10曲中8曲)
・ザ・ビートルズ:75%(20曲中15曲)
・リアーナ:71%(14曲中10曲)
・ザ・スプリームス:67%(12曲中8曲)
・ホイットニー・ヒューストン:64%(11曲中7曲)
・テイラー・スウィフト:62%(13曲中8曲)
・マドンナ:58%(12曲中7曲)
・マイケル・ジャクソン:54%(13曲中7曲)
・スティーヴィー・ワンダー:50%(10曲中5曲)
・ドレイク:38%(13曲中5曲)
アイ・ジャスト・マイト」は、2026年2月27日に発売予定の約10年ぶりのニュー・アルバム『ザ・ロマンティック』からのリード・シングルで、アルバムのリリースに向けて今後も上位ランクインが予想される。
先週のチャートで4位にランクインしていたオリヴィア・ディーンの「マン・アイ・ニード」は、今週2位に上昇して自己最高位を更新。昨年10月から今年の1月まで、自己最長記録の10週間(非連続)首位を記録したテイラー・スウィフトの「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は2位から3位に、昨年8月から通算8週間(非連続)首位を獲得したHUNTR/X(ハントリックス)の「Golden」も、3位から4位にそれぞれランクダウンした。
昨年6月から8月まで10週間(非連続)首位を獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、先週に続き今週も5位をキープ。エアプレイ・チャートでは首位獲得総週を27週目に更新して、シャブージー「ア・バー・ソング(ティプシー)」と同率の史上最長首位獲得記録に並んだ。
以下は、エアプレイ・チャート(総合)における歴代首位獲得記録の一覧
※()は初めて首位を獲得した年度~
・27週間:アレックス・ウォーレン「オーディナリー」(2025年6月28日付~)
・27週間:シャブージー「ア・バー・ソング(ティプシー)」(2024年8月10日付~)
・26週間:ザ・ウィークエンド「ブラインディング・ライツ」(2020年4月18日付~)
・18週間:マイリー・サイラス「フラワーズ」(2023年2月25日付~)
・18週間:グー・グー・ドールズ「アイリス」(1998年8月1日付~)
・16週間:マルーン5「ガールズ・ライク・ユー feat. カーディ・B」(2018年8月4日付~)
・16週間:マライア・キャリー「ウィ・ビロング・トゥゲザー」(2005年5月28日付~)
・16週間:ノー・ダウト「ドント・スピーク」(1996年12月7日付~)
・15週間:アデル「イージー・オン・ミー」(2021年12月4日付~)
・14週間:パニック・アット・ザ・ディスコ「ハイ・ホープス」(2018年12月1日付~)
・14週間:アリシア・キーズ「ノー・ワン」(2007年11月3日付~)
・14週間:セリーヌ・ディオン「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」(1996年4月13日付~)
「オーディナリー」は、エアプレイ・チャート(総合)の他にもアダルト・ポップ・エアプレイ・チャート(30週間)、ポップ・エアプレイ・チャート(16週間)でも歴代最多首位獲得記録を更新した。また、昨年のソング・オブ・ザ・サマー・チャートでも首位最長記録を打ち出している(14週間)。
先週6位にランクインしていたエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」(最高5位)は今週も6位をキープして、カントリー・ソング・チャートでは9週目の首位を獲得。ストリーミング・ソング・チャートでは、先週の2位から1位に上昇して同チャートでの初のNo.1タイトルを獲得した(週間再生数は1,800万回)。
先週8位にランクインしていたソンバーの「バック・トゥ・フレンズ」は、現時点での最高位となる7位に復帰し、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートでは14週目の首位を獲得。ケラーニの「フォールデッド」(最高6位)も前週の9位から8位にワンランクアップして、ジョーの「エンド・オブ・ビギニング」(最高6位)は7位から9位に下降。テイラー・スウィフトの「オパライト」(最高2位)は10位をキープした。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは1月29日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「アイ・ジャスト・マイト」ブルーノ・マーズ
2位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
3位「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」テイラー・スウィフト
4位「Golden」HUNTR/X
5位「オーディナリー」アレックス・ウォーレン
6位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
7位「バック・トゥ・フレンズ」ソンバー
8位「フォールデッド」ケラーニ
9位「エンド・オブ・ビギニング」ジョー
10位「オパライト」テイラー・スウィフト
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